Singer-Songwriter · 千紘 Official

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同じ窓をのぞいて

セルフライナーノーツ

この曲は1月17日に開催した自主企画「同じ窓をのぞいて」に向けて書き下ろした曲です。成人式を迎えるタイミングで、同い年20歳のシンガーソングライターとライブがしたいと思って企画をしました。

「同じ窓」という言葉は、「同窓会」という言葉から着想を得ました。同い年が集まる夜だからと決めたタイトル。普段はそれぞれの生活をしている私たちが、この日だけは同じ窓をのぞくように同じ景色を見たいなと思ってからは、よりしっくりくるタイトルになりました。

私は今まで「大人になること」をテーマに、いくつも曲を書いてきました。何度か書いてきたテーマだけれど、この曲は他者と生きるという目線が加わったことが、自分にとって大きな変化だったと感じています。

過去はいつでも ちゃんと苦しくて
どんなときも悩みは尽きないものなんだな
仕方ないよね 変わっていくこと
それなら諦めてしまおう 信じているなら

同じ窓をのぞいて 2A

過去を認めたり未来を想像したりする歌なのに、ここだけ暗い歌詞だなぁと思われるかもしれません。私は変化を諦めることは、決して消極的な考えではないと思っています。一見矛盾しているけれど、変わりたい自分と変わりたくない自分の両者を信じているからこその行動なのです。逃げているのではなく、覚悟を決めている力強い歌詞だと思っています。

夜を越えて、生活を紡ぎ、それぞれの場所へと帰っていく私たち。それでも、ひとつの場所で同じ窓をのぞいたという事実が、記憶が、確かに明日をつくっているのだと思います。

歌詞

想像してみる これからのこと
どんな人と出会って どんな大人になるか
仕方ないよね 変わっていくこと
それでも諦めたくない 信じていたいよ

強がるようになったり 嘘が上手になったり
本当はそんな大人にはなりたくない

同じ窓をのぞいて 同じ空を見上げて
同じ時代を生きる 僕らに何ができるか
あなたが選んできた 全てが正解で
振り返れば確かに ここに生きた証

過去はいつでも ちゃんと苦しくて
どんなときも悩みは尽きないものなんだな
仕方ないよね 変わっていくこと
それなら諦めてしまおう 信じているなら

何者かにならなきゃ 焦りは温度を上げて
本当はきっと何者にもなりたくない

同じ窓をのぞいて 同じ空を見上げて
同じ時代を生きる 僕らは繋がっている
あなたは歩いてきた 立ち止まったとしても
振り返れば確かに ここに生きた証

大きな夢もなくて 頑張り方もわからなくて
本当はずっと求めていた 青空の先を

同じ窓をのぞいて 同じ空を見上げて
同じ時代を生きる 今日だけはこの場所で
あなたが選んできた 全てが正解で
振り返れば確かに ここに生きた証
あなたが生きた証だから

作詞作曲 千紘