セルフライナーノーツ
2024年9月下旬に書いた曲です。
今までで一番素直に、思うままに書けた曲でした。
きっかけは、とても優しくてあたたかい人との出会いでした。
シンガーソングライターの音楽は特に、人柄が直接歌詞に反映されやすいと思っています。だから私にはああいう歌詞が書けないのか、とよく落ち込んだりもします。
私には書けないと思っていたような歌詞を、この出会いが生み出させてくれました。
私たちは日々何かをおぼえては忘れていく。どれだけ大切にしたい記憶でも、結局いつかは薄れてしまう。
「頭で忘れても 心がおぼえている」
この曲の核ともいえる言葉。
とあるドラマに似たような台詞が出てきたことがすごく心に残っていました。
確かに、思い出をずっとおぼえていることは難しいけれど、そのときの感情は心がおぼえているなと思います。そして、それが積み重ねが人を作っていくのだと思います。
私は、自分自身の忘れたくない感情を音楽に閉じ込めて、ずっとおぼえていられたらいいなと思いながら歌っています。それが自分の軸のようなものなのだと、最近気がつきました。
感情を音楽を通すことで、いつまでもおぼえておける。私の音楽が届いた先で、誰かが何かを思い出すきっかけになってくれたら、それが私の存在意義で、幸せなのだと思います。
そんなことを気づかせてくれた、私にとって大切な曲です。
歌詞
忘れたくないことを歌にして
いつまでもおぼえていよう
頭で忘れても 心がおぼえている
いつまでもおぼえていられる
次の季節が来る頃には何かが変わっているのかな
同じ歩幅 隣で歩けたらきっと幸せ
ファインダー越しの ふたりの思い出が
セピア色に褪せていくけれど綺麗なままだ
何気ない仕草が 表情が残っている
忘れたくないな 明日は何をしようか
終わりが来ることをひとり考えたら
何も手につかなくなった
次の季節が来る頃にも一緒にいられているのかな
同じ気持ち ふたりで分かち合えたなら幸せ
今日を切り取ってこの日々を永遠に
セピア色に変わっていく写真 大事にしまって
強くなりたいな あなたを守りたい
愛すべき日常 明日は何をしようか
次の季節が来る頃には何かが変わっているのかな
同じ歩幅 隣で歩けたらきっと幸せ
ファインダー越しの ふたりの思い出が
セピア色に褪せていくけれど綺麗なままだ
何気ない仕草が 表情が残っている
忘れたくないな 明日は何をしようか
頭で忘れても 心がおぼえている
いつまでもおぼえていられる
作詞作曲/千紘
収録CD
